入居者・支援者座談会 前編

 

 

 

グループホームに住む人、援助に入る人、それぞれからお話を伺う「みんなの声」、久々の更新となりました。今回は「かたつむりの家」に住む入居者の方、支援者の方にそれぞれお集まりいただき、座談会を開きましたのでその様子を2回に分けてお伝えしていきたいと思います。




 

 

 

 

参加者

Uさん かたつむりの家 入居者

Sさん かたつむりの家 入居者 

 

Aさん かたつむりの家 アルバイト(オンライン参加)

Bさん  かたつむりの家、アルバイト

Cさん  かたつむりの家 アルバイト

職員1 

職員2 

職員3 

 

 

 

<グループホームにかかわることになったきっかけ>

 

職員1 まずは、アルバイトの皆さんに伺いたいのですが、障害者の方の生活に触れようと思ったきっかけを教えてください。

 

Bさん 私は学校で看護の勉強をしているのですが、授業の中で障害者の方が住むグループホームのことを学ぶ機会がありました。その中で、介助にホイスト(車椅子やベッドに移るときに使うリフトのこと)を使っているホームもあると聞いて、興味をもちました。それがきっかけでグループホームのことを調べ、たまたまかたつむりの家でアルバイトの求人があったので応募したのがきっかけです。

 

Aさん 私はもともとBさんと友達で、グループホームの話を聞き、一緒にやってみない?と誘ってもらったのがきっかけです。

 

Cさん 去年度、大学の授業の中で入居者の方の生活に密着し、動画を作るという取り組みをしました。そのなかで出会ったSさんのことやグループホームのことをもっと知りたいと思い、今度はアルバイトという形で関わってみたいと思いました。

 

Uさん 昔は、大学でボランティアの募集をして、名前と連絡先を書いてくれた人に電話をかける、というのを私もよくやっていました。そこからボランティアとして続けてきてくれた人がアルバイトになって、ということもよくあったね。あと、来ている人が友達を誘ってくれる、というのも結構あるよね。



<グループホームで過ごして楽しいと思うことや、うれしかったこと>

職員3 では、グループホームに来て、楽しいと感じるときや、そのほか印象に残っている    場面などあれば教えてください。

 

Aさん 入居者の方と一緒に生活をしている、という感じが楽しいです。

 

Bさん  帰る時に、「次はいつ来るの?」と聞いてくれることがあって、うれしかったです。あと、その日に起こったことを話したり、雑談をするのが楽しいですね。それから他の援助者の方と空いた時間におしゃべりするのも楽しいです。

 

Cさん よく一緒に入るヘルパーさんのギャグで笑わせられてます(笑)

 

かたつむりの家は外国籍の方も多く働いており、国際色が豊かでにぎやかな雰囲気です。年齢や立場、国籍、生活文化が違う人たちと一緒に過ごすことはいろんな学びや気づきがあるね。という話が出ました。

 

後編へ続く